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<概要>
 「電気事業法」および「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」に基づき、平成4年度に報告された事故・トラブルの件数は、20件であった。年度末における営業運転基数は42基で、一基当たりの報告件数は0.5件であり平年並みであった。この20件の内訳は、運転中に発生したものが10件、定期検査での原子炉停止中に発見されたものが5件、定期検査での調整運転中又は発電再開準備中に発生したものが4件、その他1件であった。これらの故障・トラブル等を管理要素別に分類すると、施工管理が不適切なもの10件、保守管理が不適切なものが9件、その他1件(誤操作)であった。これらの故障・トラブル等による原子炉施設の周辺への影響はなかった。
<更新年月>
1998年05月   (本データは原則として更新対象外とします。)

<本文>
 「電気事業法」および「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」に基づき、平成4年度に報告された事故・トラブルの件数は、20件であった。年度末における営業運転基数は42基で、一基当たりの報告件数は0.5件であり平年並みであった。この20件の内訳は、運転中に発生したものが10件、定期検査での原子炉停止中に発見されたものが5件、定期検査での調整運転中又は発電再開準備中に発生したものが4件、その他1件であった。これらの故障・トラブル等を管理要素別に分類すると、施工管理が不適切なもの10件、保守管理が不適切なものが9件、その他1件(誤操作)であった。これらの故障・トラブル等による原子炉施設の周辺への影響はなかった。
 平成4年度の実用発電用原子炉施設における故障・トラブル等の概要(電気事業法及び核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律に基づき報告があったもの)を 表1-1表1-2表1-3 および 表1-4 に示す。
<図/表>
表1-1 平成4年度の故障・トラブル等の評価状況(その1)
表1-1  平成4年度の故障・トラブル等の評価状況(その1)
表1-2 平成4年度の故障・トラブル等の評価状況(その2)
表1-2  平成4年度の故障・トラブル等の評価状況(その2)
表1-3 平成4年度の故障・トラブル等の評価状況(その3)
表1-3  平成4年度の故障・トラブル等の評価状況(その3)
表1-4 平成4年度の故障・トラブル等の評価状況(その4)
表1-4  平成4年度の故障・トラブル等の評価状況(その4)

<関連タイトル>
日本の原子力発電所における事故・故障・トラブルの推移(2005年度まで) (02-07-01-01)
日本におけるBWR原子力発電所の主要な事故・故障・トラブル(2005年度まで) (02-07-01-02)
日本におけるPWR原子力発電所の主要な事故・故障・トラブル(2005年度まで) (02-07-01-03)
平成4年度試験研究用原子炉における事故・故障 (12-03-01-13)
平成4年度放射性同位元素等取扱施設における事故・故障 (12-06-01-13)

<参考文献>
(1) 科学技術庁原子力安全局編(平成5年):平成4年度の原子力発電所における故障・トラブル等について、原子力安全委員会月報、通巻第175号 16-26
(2) 科学技術庁原子力安全局編(平成5年):平成4年度の原子力発電所における設備利用率について、原子力安全委員会月報、通巻第175号 12-15
(3) 原子力安全委員会編集、大蔵省印刷局発行:原子力白書(平成5年版)平成5年11月発行
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