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<概要>
 昭和62年度に発生した放射性同位元素等取扱事業所に係る事故は、紛失1件であった。なお、この事故による周辺公衆への影響はなかった。
<更新年月>
1998年05月   (本データは原則として更新対象外とします。)

<本文>
 昭和62年度に発生した放射性同位元素等取扱事業所に係る事故(放射線障害防止法令に基づき科学技術庁(現文部科学省)に報告のあったもの)は紛失1件であった。また、周辺公衆への影響はなかった。

(1)昭和62年7月14日、日本医科大学附属病院で治療用に使用していた密封線源コバルト60〔10ミリキュリー(370MBq)×10本〕を廃棄しようとしたところ、うち1本が模擬線源であったことから線源の紛失が判明した。
 その所在については、現在調査を行っているところである。

<関連タイトル>
放射性同位元素等取扱事業所における事故等の年度推移(1998年度まで) (03-05-04-01)
放射性同位元素 (08-01-03-03)
放射性同位元素等取扱施設からの放射線(能) (09-01-02-07)

<参考文献>
(1)原子力安全委員会(編):「昭和62年度の放射性同位元素取扱施設の事故・故障(放射線障害防止法に基づき報告があったもの)」、昭和63年度版 原子力安全白書、166、356、(1988)
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