平成2年度試験研究用原子炉における従事者被ばく状況 (12-03-03-12)

＜概要＞
　試験研究用原子炉施設等における平成2年度の放射線業務従事者の線量当量は、いずれの原子炉施設においても線量当量限度（50mSv/年）を下まわっている。

＜更新年月＞
1998年05月　　　（本データは原則として更新対象外とします。）

＜本文＞
　原子炉設置者は、「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」（以下、「原子炉等規制法」という。）に基づき、その原子炉に関する作業に従事する者の線量当量が、同法に基づく告示に定める線量当量限度（50mSv/年）を超えないように管理することが義務づけられている。
　原子炉等規制法に基づいて、試験研究用原子炉施設及び研究開発段階にある原子炉施設（以下、「試験研究用原子炉施設等」という。）の設置者から提出された「放射線管理等報告書」及び行政上の通達に基づく「放射線業務従事者線量当量管理報告書」によると、試験研究用原子炉施設等における平成2年度の放射線業務従事者の線量当量は、表１に示すとうりであり、いずれの原子炉施設においても線量当量限度（50mSv/年）を下まわっている。

＜図／表＞

＜参考文献＞
（1）原子力安全委員会（編）：平成3年版　原子力安全白書