<解説記事ダウンロード>PDFダウンロード

<概要>
 「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」の規定に基づき、平成2年度に報告がなされた故障・トラブル等の件数は3件であった。この3件は、いずれも運転中に発生したものである。これらの故障・トラブル等を管理要素別に分類すると、施工管理が不適切なものが1件、保守管理が不適切なものが1件、その他1件であった。なお、これらの故障・トラブル等による原子炉施設の周辺環境への放射能の影響はなかった。
<更新年月>
1999年08月   (本データは原則として更新対象外とします。)

<本文>
 「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」(以下、「原子炉等規制法」という。)の規定に基づき、平成2年度に報告がなされた故障・トラブル等の件数は3件であった。なお、上記の内訳は、いずれも運転中に発生したものである。これらの故障・トラブル等を管理要素別に分類すると、施工管理が不適切なものが1件(7月28日発生)、保守管理が不適切なものが1件(10月21日発生)、その他1件(5月28日発生)であった。
 なお、上記の故障・トラブル等による原子炉施設の周辺環境への放射能の影響はなかった。
 平成2年度の試験研究用原子炉施設及び研究開発段階にある原子炉施設における故障・トラブル等の概要(原子炉等規制法に基づき報告があったもの)を 表1 に示す。
<図/表>
表1 平成2年度の試験研究用原子炉施設及び研究開発段階にある原子炉施設における故障・トラブル等についての概要
表1  平成2年度の試験研究用原子炉施設及び研究開発段階にある原子炉施設における故障・トラブル等についての概要

<関連タイトル>
原子力施設の故障・トラブル・事故の国際評価尺度 (11-01-04-01)
平成3年度試験研究用原子炉における事故・故障 (12-03-01-12)

<参考文献>
(1) 原子力安全委員会(編):平成3年版 原子力安全白書 大蔵省印刷局(1992)
JAEA JAEAトップページへ ATOMICA ATOMICAトップページへ