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<概要>
 1995年4月から1998年3月までにおける放射性同位元素および放射線発生装置に係わる事故は1997年度における紛失2件であった。また、いずれの事故も周辺公衆への影響はなかった。
<更新年月>
1999年03月   (本データは原則として更新対象外とします。)

<本文>
 1995年4月(平成7年度)から1998年3月(平成9年度)までにおける放射性同位元素および放射線発生装置に係わる事故は1997年度における紛失2件であった。これについては、再発防止のための指導等、所要の措置を講じた。この概要を 表1 に示す。また、表には記載されていないが、1997年7月以降、代表的な放射線取扱事業所については、科学技術庁(現文部科学省)原子力安全局長通達に基き、法令に基く報告義務の課されていない軽微な事象についても報告を求めることとしており、1997年度では1997年11月に、動燃事業団(現日本原子力研究開発機構)ふげん発電所重水精製装置建屋におけるフレキシブルチューブからの重水漏えいが報告されている。
<図/表>
表1 平成9年度における放射性同位元素等取扱事業所における事故等
表1  平成9年度における放射性同位元素等取扱事業所における事故等

<関連タイトル>
放射性同位元素等取扱事業所における事故等の年度推移(1998年度まで) (03-05-04-01)
放射性同位元素 (08-01-03-03)
放射性同位元素等取扱施設からの放射線(能) (09-01-02-07)

<参考文献>
(1)原子力安全委員会(編):平成9年版 原子力安全白書、大蔵省印刷局(平成10年10月)
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