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<概要>
 昭和54年度においては、原子力発電所の時間稼働率は59.8%、設備利用率は54.6%であった。
<更新年月>
1998年05月   (本データは原則として更新対象外とします。)

<本文>
 原子力発電所の設備利用率は昭和52年度間平均で41.8% であった。昭和53年度は56.7% 、昭和54年度は54.6% となっており( 表1 参照)、例年なみの設備利用率に回復している。これは、先行炉の経験が生かされ信頼性が向上したため、トラブルによる長期の運転停止というようなことがなくなったためである。
 また時間稼働率については 表2 および 表3 に示すように平均で59.8% であった。
<図/表>
表1 設備利用率
表1  設備利用率
表2 時間稼働率
表2  時間稼働率
表3 我が国の原子力発電所の時間稼働率及び設備利用率(昭和54年度)
表3  我が国の原子力発電所の時間稼働率及び設備利用率(昭和54年度)

<関連タイトル>
日本の原子力発電所の時間稼働率の推移(2004年度まで) (02-05-02-01)
日本の原子力発電所の設備利用率の推移(2004年度まで) (02-05-02-02)
昭和54年度原子力発電所の事故・故障 (12-01-02-01)

<参考文献>
(1) 原子力委員会編(1981):我が国の原子力発電所の時間稼働率及び設備利用率(過去10年間)、昭和55年版原子力白書,338-339.
(2) (社)火力原子力発電技術協会(1981):原子力発電所の運転状況、昭和54年度・昭和55年度(昭和54年度実績)原子力発電所運転管理年報、11-33.
(3) (社)火力原子力発電技術協会(1981):プラント別設備利用率、プラント別時間稼働率、昭和54年度・昭和55年度原子力発電所運転管理年報,30-31.
(4) 科学技術庁原子力安全局編(1981):我が国の原子力発電所の設備利用率、我が国の原子力発電所の時間稼働率、原子力安全委員会月報.
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