<本文>
2005年12月31日現在、日本の商業用原子力発電所の数および認可出力は、運転中のもの54基(認可出力4822.2万kW)、建設中のもの(もんじゅを含む)4基(認可出力392.3万kW)、建設準備中のもの9基(認可出力1273.5万kW)である。
表1−1および
表1−2に設置者、発電所名、炉型、認可出力等の一覧を示す。
2004年および2005年の2年間に営業運転を開始した発電所は、中部電力の浜岡原子力5号機(2005年1月18日)および東北電力の東通原子力1号機(2005年12月8日)である。なお、北陸電力の志賀原子力2号機は2005年5月26日に
臨界を達成、同7月4日、送電開始、2006年3月15日に営業運転を開始した。
運転中、建設中および計画中の
原子力発電所の設備容量の総計は、6488.0万kW(67基)である。
図1に示すように、これらの原子力発電所はいずれも海岸に面して立地されている。
日本原子力発電(株)の東海1号機は引き続き、廃止措置中であり、日本原子力研究開発機構の「ふげん」は廃止措置準備中である。
<図/表>
<関連タイトル>
日本の原子力発電所の現状(2003年) (02-05-01-06)
日本の原子力発電所の分布地図(2003年) (02-05-01-07)
日本の原子力発電所の現状(2005年) (02-05-01-08)
<参考文献>
(1)(社)日本原子力産業協会(編集発行):世界の原子力発電開発の動向2005年次報告(2006年5月)
(2)(独)原子力安全基盤機構安全情報部(編):原子力施設運転管理年報 平成17年版(平成16年度実績)(2005年9月)