＜本文＞
　「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」（以下、「原子炉等規制法」という。）の規定に基づき、昭和61年度に報告がなされた事故・故障の件数は1件であった。この上記1件は、原子炉停止中に発生したもので、事故・故障等の管理要素別に分類すると、施工管理が不適切なものに分類される。
　なお、上記の事故・故障等による原子炉施設の周辺環境への放射能の影響はなかった。このほか、軽微な故障等（昭和56年9月1日付け科学技術庁（現文部科学省）長官通達）に基づく報告は0件であった。
　昭和61年度の試験研究用原子炉施設及び研究開発段階にある原子炉施設における故障・トラブル等についての概要を 表１ に示す。
（原子炉等規制法に基づく報告）

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＜図／表＞

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＜関連タイトル＞
原子力施設の故障・トラブル・事故の国際評価尺度 (11-01-04-01)
昭和62年度試験研究用原子炉における事故・故障 (12-03-01-08)

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＜参考文献＞
（1）原子力安全委員会編（1987）:昭和62年度の試験研究用原子炉施設及び研究開発段階にある原子炉施設における事故・故障等の概要（原子炉等規制法に基づき報告があったもの）、昭和62年版原子力安全白書、297.
（2）科学技術庁原子力安全局編（1987）：昭和61年度の試験研究用原子炉施設及び研究開発段階にある原子炉施設における事故・故障等について、原子力安全委員会月報6月号、通巻 105号、54.

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