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<概要>
 昭和62年度の原子力発電所における従事者の総被曝線量は 9,482人・レムと、前年度を 716人・レム下回った。また、従事者一人当たりの平均被曝線量は0.17レムと、前年度の0.18レムと同じ値になった。
<更新年月>
1998年05月   (本データは原則として更新対象外とします。)

<本文>
 昭和62年度の原子力発電所における従事者の個人被曝実績は、いずれの原子力発電所においても、「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」に定める許容被曝線量(3レム/3月、5レム/年)を下回っている( 表1-1 および 表1-2 )。
 なお、昭和62年度の原子力発電所における従事者の総被曝線量は 9,482人・レムと、前年度を 716人・レム下回った。また、従事者一人当たりの平均被曝線量も0.17レムと、前年度の0.18レムを下回り、いずれも年々低減傾向を示している。
従事者の被曝管理の状況をまとめると下表の通りである。

従事者数(人)総被曝線量(人・レム)平均被曝線量(レム)
55,350 9,4820.17
(56,784)(10,198)(0.18)
  ( )内は昭和61年度の値


<図/表>
表1-1 実用発電用原子炉施設における放射線管理の状況
表1-1  実用発電用原子炉施設における放射線管理の状況
表1-2 実用発電用原子炉施設における放射線管理の状況
表1-2  実用発電用原子炉施設における放射線管理の状況

<関連タイトル>
昭和56年度原子力発電所における従事者被ばく状況 (12-01-04-02)
昭和62年度試験研究用原子炉における従事者被ばく状況 (12-03-03-09)
放射線影響協会・放射線従事者中央登録センター (13-02-01-26)

<参考文献>
(1) 原子力安全委員会編(平成元年):昭和62年度実用発電用原子炉施設における従事者被ばく管理状況( 昭和63年6月通商産業省調べ)、昭和63年版原子力安全白書、311-324.
(2) 科学技術庁原子力安全局編(昭和63年):昭和62年度実用発電用原子炉施設における放射性廃棄物管理の状況及び従事者の被ばく状況について、原子力安全委員会月報6号(第11巻 6号)、通巻 117号、53-93.
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