混成対数正規分布 こんせいたいすうせいぶんぷ
自然現象と社会現象を通じて広く見られる確率分布の一つ。観測値をXとすれば、その対数logXが正規分布するとき、この分布を対数正規分布という。「logXの平均値」より大きい観測値の出現頻度が、「logXの平均値」より小さい観測値の出現頻度よりも少ないような分布を混成対数正規分布という。職業被曝による年被曝線量の分布は、いずれの職業分野の放射線作業従事者の年被曝線量でも、混成対数正規分布になっている。