昏睡

昏睡 こんすい

 意識状態を示す用語の1つであり、覚醒不能な精神的、神経学的無反応状態を意味する。自律機能は比較的維持されている。昏睡は頭部外傷性および脳髄膜出血性などの脳の局在病変のほか、低酸素症、中毒性や代謝性脳症、または炎症性病変など種々の原因により生じることが知られている。また高線量による急性の放射線障害の一般的症状の1つでもある。その他に、吐き気、嘔吐、下痢、発熱、ショック状態、倦怠感、無気力感等がある。数十グレイ以上の超致死線量を全身に被ばくした場合、数分後には痙攣、運動失調、嗜眠、視覚障害や昏睡状態を呈し、48時間以内に脳浮腫により死亡する。


<登録年月>
1998年02月




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