混合スペクトル炉

混合スペクトル炉 こんごうすぺくとるろ

 広い中性子のエネルギ・スペクトルを持った原子炉。原子炉内の核反応によって発生する中性子は、高速炉では1 MeV 以上の高速中性子を多く持ち、熱中性子炉ではそれ以下のエネルギを持った熱中性子が多い。これに対し、米国(オークリッジ国立研究所)のHFIR(High Flux Isotope Reactor)のように、高速中性子とともに熱中性子束も高い混合スペクトル炉があり、材料試験などに使われている。


<登録年月> 1998年02月

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