国際原子力情報システム

国際原子力情報システム こくさいげんしりょくじょうほうしすてむ

 INIS(International Nuclear Information System)のこと。国際原子力機関が中心となり、同機関加盟国で公刊されている原子力関連情報を世界的な規模で流通させることを目的とした国際的な情報検索システム(データベース)である。本部をウイーン(IAEA)に置いている。100カ国、17国際機関が協力して、年間約8万件の文献情報を蓄積し、商業ルートでは入手できないレポート等のコピーサービス、磁気テープによるデータベースの作成とオンライン検索サービス、CD−ROM版の作成、英文の抄録誌の発行等を行っている。1970年から情報の蓄積を開始した。日本の担当機関は日本原子力研究所であるが、文献検索等のサービスは科学技術振興事業団および(財)原子力弘済会等が行っている。


<登録年月> 1998年02月

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