高次分裂生成物 こうぶんれつせいせいぶつ
核分裂生成物がさらに中性子を吸収して、新しく生じた核種を、高次分裂生成物と呼んでいる。半減期が2.5年またはそれ以上の核種は、原子炉内では実値的に安定とみなすことができ、これらの核種(同位元素)を一次核分裂生成物と呼び、さらに、一次核分裂生成物が中性子を吸収してできるあたらしい生成核種を高次分裂生成物と呼んでいる。