甲状腺刺激ホルモン

甲状腺刺激ホルモン こうじょうせんしげきほるもん

 TSH(thyroid stimulating hormone)と略称。甲状腺に作用し、甲状腺濾胞細胞の成長促進、甲状腺ホルモン合成に関与する諸酵素の活性化、甲状腺ホルモン分泌の促進などの作用がある。下垂体前葉より分泌され、甲状腺ホルモン(血中サイロキシン)濃度のフィードバックをうけている。臨床的に甲状腺機能低下の症状を示すとき、甲状腺そのものの障害と下垂体からのTSH分泌不足による場合があるが、血中TSH濃度の測定をすると下垂体障害の場合はTSHが低く、甲状腺異常の場合は高値を示すので鑑別できる。最近では、新生児全員のTSHを測定し、クレチン症の早期発見が試みられている。


<登録年月> 1998年02月

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