格子ピッチ

格子ピッチ こうしぴっち

 原子炉の燃料棒は、一定の幾何学的な周期で配置される。この周期を格子ピッチという。計算手法の都合で一つの単位を格子と呼ぶ。例えば、軽水炉の燃料集合体の中で燃料棒は規則的に正方配列となっている。ここでは隣り合う燃料棒の間隔が格子ピッチである。新型転換炉ATRでは、圧力管の中で燃料棒は円環状に配列され一定の燃料棒間隔は定義できないが、圧力管を単位としてみると正方配列されるので、ATRでは隣り合う圧力管の間隔を格子ピッチと定義している。


<登録年月> 1998年02月

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