降下密度

降下密度 こうかみつど

 大気中に放出された放射性物質の雲が通過する時、雲から放射性物質の地表への降下(量)密度のことをいう。原子炉事故等により大気中に放出された放射性物質の雲が通過する時、雲から放射性物質が降下し、地表面を汚染することがある。降下(量)密度は、降下放射能による地表面の単位面積当りの汚染濃度の大きさで、Q/平方メートルで表示される。降下量密度の大きさにより、汚染地域外への退去、移住、食物流通の管理、農耕の禁止、農地の除染、農畜産活動の規制などの対策が実施されることになる。


<登録年月> 1998年02月

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