原子炉ノイズ げんしろのいず
原子炉雑音。定常の出力で運転されている原子炉では、核分裂連鎖反応を支配している中性子の発生数や、冷却材の流量・温度などが小さな変動または“ゆらぎ”を伴いながら平均的に一定の値を示している。この“ゆらぎ”が原子炉ノイズと言われる。これを監視していると原子炉内の構造物の不規則な振動などを発見することができ、原子炉の異常診断に利用することができる。