決定器官 けっていきかん
生体が放射線被ばくする際に放射線感受性が大きく身体機能上重要なために本質的に最も重大な機能の損傷を起こす可能性が大きい臓器をいう。決定臓器ともいう。例えば、全身が外部被ばくした場合には、放射線によって影響を受けやすく放射線防護上特に注目する必要のある臓器である造血器官、生殖腺、眼の水晶体、肺、甲状腺、皮膚などがこれに相当する。