蛍光光度計 けいこうこうどけい
物質に励起光を照射すると物質から蛍光または燐光が放出される性質を利用して、その光の強さから定量あるいは定性分析を行う装置。励起光としては、光(可視、紫外)のほかにX線が用いられることもある。X線で励起した場合に放射されるのは、蛍光X線であり、これによる分析計は蛍光X線光度計と呼ばれる。励起光及び蛍光側に各々分光器を有し、励起・蛍光スペクトルの測定ができるものを蛍光分光光度計という。