クラスタ型燃料 くらすたがたねんりょう
広義には、クラスタとは燃料棒が一定間隔で配列されているものをいう。PWRやBWRの燃料は、燃料集合体の中で正方配列になっているのでこう呼んでもよい。しかし、通常は、英国でSGHWRと呼び、日本で新型転換炉 ATRと呼んでいる重水減速軽水冷却圧力管型炉の燃料集合体のように、数十本の燃料が円環状に配列されて1本の圧力管内に収容される燃料集合体をいう。チェルノブイリ発電所事故で知られるRMBK型炉も36本の燃料棒を束ねたクラスタ型燃料集合体を用いている。