吸入被ばく

吸入被ばく きゅうにゅうひばく

 粒子状またはガス状の放射性物質を呼吸によって鼻あるいは口から吸い込むことによる放射線被ばくで、内部被ばくの一つである。経気道吸収被ばくともいう。原子力施設からの排気として放射性の希ガスや放射性のヨウ素が空気とともに放出されると、これが呼吸などによる人間の内部被ばくの原因となるので、排気中の放射性核種の濃度や排出量は厳しく規制されており、原子力施設はその規制値以下で操業するように義務づけられ、また国や自治体により監視されている。


<登録年月> 1998年02月

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