急性放射線症

急性放射線症 きゅうせいほしゃせんしょう

 放射線被ばくによる身体影響のうち、被ばく直後に現れる早発性影響による障害をいう。症状としては、皮膚の紅斑、潰瘍、脱毛や白血球数の減少、宿酔などで、さらに多量の放射線を浴びれば死に至ることもある。急性放射線症は被ばく後おおよそ1か月以内に現れるといわれている。このような症状は一回に約0.25シーベルト以上の高線量を受けたときに現れるもので、ICRPが勧告している組織線量当量限度を守っていれば発症の心配はない、広島、長崎の原爆犠牲者の多く、またチェルノブイリ事故時の緊急活動に従事した消防隊員等は急性放射線症によって死亡したものである。


<登録年月>
1998年02月




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