吸収率

吸収率 きゅうしゅうりつ

 人間が放射性核種を体内に取り込んだことによる被ばく線量当量を評価するために使われる因子の一つ。放射性核種は、主に、飲食物とともに摂取され胃や腸などに入る、呼吸により吸入され肺や気管などに沈着する、皮膚に付着して皮膚から吸収されるという三つの経路によって体内に取り込まれる。体内に取り込まれた放射性核種が吸収されて血液などの体液に移行する割合を吸収率という。この吸収率は放射性核種の種類と、その物理的特性(粒子の大きさなど)や化学的特性(化合物の種類など)に依存し、核種ごとに決められている。移行の形態に応じて消化器吸収率、肺からの吸収率、皮膚からの吸収率と呼ばれる。


<登録年月>
1998年02月




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