幾何学的効率

幾何学的効率 きかがくてきこうりつ

 放射線源から放出される一次放射線のうち、直接検出器の有効体積内に入射する放射線の割合のことをいう。等方に放射線を放出する点状線源の場合、検出器の窓(放射線の入射口)を見込む立体角(Ω)の全立体角(4π)に対する割合(Ω/4π)で計算するか、あるいは、線源を中心として線源から窓までの距離を半径とする球面を描くとき線源から窓を見込む錐体が切り取る球面積の全球面積に対する割合で計算する。点状でない有限の大きさをもつ放射線源の場合には、適切な補正を施す。


<登録年月> 1998年02月

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