環境アセスメントともいう。大型の開発計画が立案された場合、それに基づく大気や水の汚染、地震、津波、台風等自然災害が起きたときの影響の変化や周辺の産業、住民の生活に及す影響などを事前に予測、評価すること。制度的にはその結果を公表、周辺住民や行政機関に説明し、その意見を計画決定に反映させなければならない。原子力施設の設置計画の場合も同様の考え方に基づいて、事業者が施設設置許可を申請する前に施設の安全性を含めて周辺の社会および自然に及す影響を広い視野から調査し環境影響調査書としてまとめ行政府に提出する。