核融合反応

核融合反応 かくゆうごうはんのう

 nuclear fusion. 二つの軽い原子核が反応して、それより重い原子核をつくる反応。原子核を構成する核子(陽子、中性子)相互間には、核力が働いており、それは互いに距離が10−14mより近ければ、同じ電荷を持った陽子間の電気的反発力(クーロン力)に打ち勝つ引力となる。水素やヘリウムのような比較的軽い原子核相互に、上のような条件を与えると、その引力により結合して、より重い原子核が出るると同時に過剰の質量(=結合エネルギー)を放射線エネルギーとして放出する。問題は如何にしてクーロン力に打ち勝って原子核同志を近付けるかであり、高温のプラズマにし、原子核の大きな熱速度(10−100keV)を利用して衝突させる方法が熱核融合である。


<登録年月>
2001年09月




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