炉停止余裕

炉停止余裕 ろていしよゆう

 原子炉で、全制御棒を挿入したときに添加される負の反応度をいう。単に停止余裕、または停止マージンともいう。原子炉の停止能力の大きさを示す重要な尺度である。炉停止余裕に対する設計上の要件として、最も大きな反応度価値(負の反応度)をもつ制御棒集合体を完全に引き抜いた場合にも、他の制御棒が挿入されていれば炉停止状態を維持できる余裕を持っている必要がある。炉停止余裕は原子炉燃料の燃焼(核分裂)が進むにつれて大きくなるので、一般に原子炉が初臨界に達した時に測定が行われる。測定法には、パルス中性子法、制御棒落下法などがある。


<登録年月>
2013年05月




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