ローソンパラメータ

ローソンパラメータ ろーそんぱらめーた

 核融合プラズマ実験装置の性能を評価する要素として用いる、プラズマの密度と閉じ込め時間の積をローソンパラメータという。核融合炉実現のための条件は、プラズマ温度とローソンパラメータによって決まる。すなわち自己点火条件(外部からの加熱エネルギー補給持続して運転される最低の条件)はプラズマ温度が1〜10億K、ローソンパラメータが1013〜1014個・sec/cm以上が必要である。世界の核融合実験装置の性能は年とともに向上し、次第にこの値に迫りつつある。


<登録年月> 1998年01月

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