劣化ウラン

劣化ウラン れっかうらん

 U−235の同位体存在比が天然のものよりも少ないウランをいう。天然ウランの同位体組成は、U−234が0.0057%、U−235が0.714%、U−238が99.3%である。このウランを軽水炉の燃料として使用するためには、U−235の割合をおよそ3〜4%に高めたウラン、すなわち濃縮ウランを必要とする。この濃縮ウランを製造すると、U−235の割合が0.2%程度のウランが残る。このウランを劣化ウランという。劣化ウランは、高速増殖炉の燃料の親物質として使用できるので、廃棄物になるわけではない。


<登録年月>
1998年01月




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