ループ型原子炉 るーぷがたげんしろ
loop type reactor。原子炉の炉型は原子炉冷却材等の循環系から見てループ型とタンク型に大別される。ループ型原子炉は、原子炉容器内に炉心、反射体のみを収容し、タンク型原子炉とは異なり、一次循環ポンプとか中間熱交換器(蒸気発生器)を原子炉容器内に入れない構造である。現在発電用として用いられている加圧水型軽水炉、ガス冷却炉などはループ型だが、高速増殖炉にはループ型とタンク型がある。