臨界プラズマ

臨界プラズマ りんかいぷらずま

 核融合反応のプラズマで、反応を起こすために外部から注入されるエネルギーに等しいエネルギーが核融合反応で得られている状態を指す。持続的核融合反応のためのプラズマ3条件として、超高温度1億度、高密度100兆個/m、閉じ込め時間1秒間である。この3条件の値をローソン条件と呼んでいる。原研のJT−60と欧州のJETで1987〜88年にこの条件を実現している。


<登録年月> 1998年01月

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