臨界安全形状 りんかいあんぜんけいじょう
核分裂性物質を含む物質あるいはそれを入れる容器の大きさが小さく、臨界には到らないとき、その物質あるいはその容器が臨界安全形状であるという。核燃料物質が占める領域が小さいときは、核分裂によって生成された中性子が次の核分裂を起こす前に体系外に漏れ出る確率が大きくなり、このため臨界には到らない。