葉緑体

葉緑体 ようりょくたい

 藻類と緑色植物で光合成をおこなう細胞小器官。黄色のカロチノイドのほか多量のクロロフィルを含む。褐藻や紅藻の葉緑体は、クロロフィルの他にフィコキサンチンやフィコエリトリンをもっている。多くの植物では、直径5μm、厚さ2〜3μmの凸レンズ形である。葉緑体は、内外2枚の包膜よりなり、内部にはストロマやプラスト顆粒、内皮系がある。内皮系の基本構造は、チラコイドで、各種の光合成色素や光合成の電子伝達成分、リン酸化の共役因子などはチラコイドに存在し、光エネルギーによる色素の励起、電子伝達、ATP 合成まではチラコイド上およびその表面近〈で進行する。二酸化炭素の固定はストロマ中で行う。


<登録年月> 1998年01月

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