溶融炭酸塩型燃料電池

溶融炭酸塩型燃料電池 ようゆうたんさんえんがたねんりょうでんち

 電解質に溶融炭酸塩(炭酸リチウム、炭酸カリウムなど)を用いた燃料電池である。作動温度は、500〜800℃の高温で作動するため、ボトミングサイクル(後流側熱回収サイクル)との組み合わせが可能である。天然ガスなどのクリーンな燃料を用いた場合で約60%、石炭ガスを用いた場合でも約50%の発電効率が可能であり、火力発電所の代替として大容量の発電所の導入が期待されている。


<登録年月> 1998年01月

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