マグノックス炉

マグノックス炉 まぐのっくすろ

 核燃料の被覆材にマグノックス(magnox)を用いたガス冷却炉をいう。イギリスで開発された改良コルダーホール炉に対してもっぱら使われている呼名である。日本原子力発電の東海炉1号炉もマグノックス炉である。マグノックスはマグネシウム合金系の一種で、マグネシウムにアルミニウム、ベリルウム等がごく小量混じっている。酸化しないマグネシウムという英名からとった名である。この原子炉は燃料に天然ウランを、減速材と反射材に黒鉛を、原子炉冷却材に炭酸ガスを用いている。


<登録年月> 1998年01月

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