一般には、地中に埋蔵されている物理的、経済的に採掘可能な鉱物資源の量をいう。ウラン資源についてもかつては埋蔵鉱量又は埋蔵量(reserves)という用語が使われていたが、現在では資源量(resources)と呼ぶのが一般的である。OECD原子力機関(NEA)と国際原子力機関(IAEA)は永年にわたってウラン資源量の共同調査、報告を行ってきている。現在は、在来型ウラン資源を既知資源と未発見資源に分け、さらにそれぞれを確からしさに応じて2つのカテゴリに分類している。また、採掘コストに関してkgU当たり40米国$以下、40〜80米国$、80〜130米国$の3区分で評価を行っている。130米国$以下で採掘可能な資源量(世界合計)として、2007年評価値では、既知資源が約550万トンU、未発見資源が約1050万トンUであり、在来型資源の合計量は約1600万トンUとされている。