被ばく経路 ひばくけいろ
放射線事故によって放射性物質が環境に放出された場合、直接あるいは間接に種々な経路を経て人体の被ばくにつながる。その道筋を被ばく経路と言う。例えば、I−131が放出されたとき、牧草に沈着し、その牧草を食べた乳牛の牛乳を飲んで人間が被ばくすることがあるが、これはI−131による被ばくの経路の一つである。