被ばく

被ばく ひばく

 身体が放射線にさらされることをいう。被ばくの形態には、身体の外にある放射性物質やX線 発生装置から放射線を受ける「外部被ばく」と放射性物質の付着した食物を食べたり、空気中に存在する放射性物質を呼吸により身体の中に取り込み、それから出る放射線を身体の内部から受ける「内部被ばく」の2種類がある。外部被ばくは、放射線を受けているときだけに限られるが、内部被ばくは放射性物質が体内に存在するかぎり被ばくが続く。被ばくには、原子力施設で働く人の職業上の被ばく、私たちの日常生活での被ばく、すなわち宇宙や大地、食物からの自然放射線及び病院での医療等による人工放射線による被ばくがある。


<登録年月> 1998年01月

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