バルク施設

バルク施設 ばるくしせつ

 液体、ガス、粉末、あるいは大量の検認できない燃料ユニット(例えば、ペレット、ペブル粒子、クーポンなど)といったばらの形で核物質を操作、あるいは使用する核施設のこと。バルク施設では、保障措置を単純化するために、複数の物質収支区域(MBA)を設け、これにより、保障措置の目的を達成するようにしている。バルク施設の例は、(1)明確に区別できない固体(例えば、ペブル、クーポンなど)や液体(例えば溶融塩など)の大量の燃料ユニットを装荷している原子炉および臨界実験装置、(2)加工、再処理、転換、濃縮工場および核物質の貯蔵施設である。


<登録年月> 2000年02月

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