白血球減少症 はっけっきゅうげんしょうしょう
血液中の白血球数は通常1立方ミリメートル当たり5,000〜10,000個あるとされており、この数が5,000以下に減少しているとき、白血球減少症があるという。腸チフス、麻疹、風疹などに感染すると白血球減少症になることが知られている。放射線照射による原因では、リンパ球が最も早く減少し、そのしきい値は約0.25Gyとされている。他の種類の白血球もリンパ球に次いで放射線の影響を受けやすく、一過性の増加の後減少する。