バックエンド ばっくえんど
核燃料サイクル上の燃料の流れは、原子炉を中心に考えると前段(フロントエンド)あるいは上流(アップストリーム)と後段(バックエンド)あるいは下流(ダウンストリーム)にわけられ、その後段の工程を指す。すなわち、軽水炉の核燃料サイクルの例について言えば、使用済燃料の冷却・再処理、回収ウラン及びPuの再加工の各工程とそれらの工程の間に必要となる輸送工程、さらにはそれらの各工程から発生する廃棄物の処理処分を意味する。なお、使用済燃料をそのままの形で処分あるいは保管する場合も考えられる。