排気モニタ

排気モニタ はいきもにた

 排気モニタは、原子炉施設や放射性同位体元素などを取り扱う施設から排出される空気中の放射性核種の濃度を連続して測定する放射線測定監視用装置である。施設内の空気は全て、この排気モニタでの測定監視のもとで排気塔から排出される。そのため、施設内各部の空気が排気塔へ流れるように排気ファンを運転して、圧力の高低を作っている。排気塔に流れてきた空気をサンプリング配管で導き、ろ紙を通過させる。このときろ紙に吸着する放射性ダスト及びガスを連続的に測定し、監視する方法が一般的である。


<登録年月> 1998年01月

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