脳腫瘍医療照射

脳腫瘍医療照射 のうしゅよういりょうしょうしゃ

 脳腫瘍(脳蓋内腫瘍)に放射線を照射して治療すること。原発性腫瘍、転移性腫瘍いずれかにも有効な治療法である。放射線単独治療は、原発性腫瘍で手術的に危険をともなう部位や、手術の不可能な部位に有効な治療法である。ほかに予防照射や手術後照射もある。治療が頭蓋腔に限られるので全身的影響は少ない。腫瘍内RI(Au−198,Y−90)刺入法では、頭蓋咽頭腫瘍への組織内照射がある。開創照射では、電子線、中性子、重粒子線、密封線源による照射などがある。「中性子捕獲療法」と「重粒子線によるがんの治療」の


<登録年月> 1998年01月

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