脳腫瘍

脳腫瘍 のうしゅよう

 頭蓋内に発生する全ての腫瘍の総称である。したがって、真の新生物(neoplasma)以外に広く占拠性病変(space occupying lesion)を含んでいるので、頭蓋骨、髄膜、頭蓋内脳神経の腫瘍以外に、肉芽腫や血管性病変も加わっている。神経膠腫約40%、髄膜腫15%、神経鞘腫8〜10%、血管性腫瘍2〜3%、先天性腫瘍5〜8%、下垂体腫瘍10%、転移腫瘍5〜10%の頻度を示す。脳腫瘍の3っの主な特徴は頭痛、嘔吐、うっ血乳頭(視力障害)である。


<登録年月> 1998年01月

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