二相流増倍係数相関式 にそうりゅうぞうばいけいすうそうかんしき
気液二相流の管長に沿う圧力損失を求める際、摩擦損失による寄与を見積もるための実験的な相関式。代表的なものに、Lockhart−Martinelli−Nelsonの方法がある。これは、二相流摩擦損失勾配を二相流のうちの液相成分だけ、もしくは、気相成分だけが単相流として流れたときの摩擦損失勾配に対する比として表わし、比の値をただ一つの変数の関数としてグラフの形で与えている。