ナトリウム−水反応

ナトリウム−水反応 なとりうむみずはんのう

 ナトリウムが水と接触すると、急激な発熱、水素、水蒸気などのガスの発生、酸化ナトリウム、水酸化ナトリウムなどの腐食性のアルカリ性物質の生成などが起こる。このような反応をナトリウム−水反応と呼ぶ。生成された水素ガスと酸素が混合して爆発を起こすことなども考えられ、ナトリウムを冷却材とする原子炉では、ナトリウム−水反応の予防が安全上の重要課題である。このため、予防と早期発見のためにさまざまな対策が講じられている。


<登録年月> 1998年01月

<用語辞書ダウンロード>PDFダウンロード



JAEA JAEAトップページへ ATOMICA ATOMICAトップページへ