内因性パラメータ ないいんせいぱらめーた
多くは遺伝学的要因により病が誘発されること。まれには胎生期に起きた環境条件によるものもある。しかし、遺伝学的要因の環境要因次第で病の素因として発現が左右される例もある。例えば、伴性劣性遺伝をするグルコース‐6‐燐酸脱水素酵素欠損症のヒトが、ある種の薬物(アミノピリン、サルファ剤)を飲んだときには、溶血がおきるが、このような人工製剤を使わなければ、溶血症は発現しない。ただし、それぞれの学問分野において意味するところが異なることがある。