多重障壁

多重障壁 たじゅうしょうへき

 高レベル放射性廃棄物の処分において安全確保のために、放射性物質を容器や埋戻し材のような人工物の閉じ込め障壁(人工バリアという)と岩石の放射性物質に対する吸着性等の天然の閉じ込め障壁(天然バリア)などの複数の閉じ込め障壁(多重バリア)を組み合わせることによって、隔離し、放射性物質が人間の生活圏に有意な濃度で到達しないようにする考え方である。


<登録年月> 1998年01月

<用語辞書ダウンロード>PDFダウンロード



JAEA JAEAトップページへ ATOMICA ATOMICAトップページへ