対症療法

対症療法 たいしょうりょうほう

 symptomatic therapy。疾病の原因を取り除く根本的な治療が何らかの理由でできない場合に、とりあえずその症状(疼痛、咳、脱水症状など)を軽減する目的で治療を行うこと。薬物療法を行うことが多い。高血圧症に対する降圧薬、心臓弁膜症に由来する心不全へのジギタリス投与などがその一種である。現れた症状の軽快、消失だけでなく、より本質的根治治療が後段階としてある。


<登録年月> 1998年01月

<用語辞書ダウンロード>PDFダウンロード



JAEA JAEAトップページへ ATOMICA ATOMICAトップページへ